世界では人が消費するために生産された食料の約3分の1、1年あたり約13億トンが廃棄されているといわれています。この「フードロス」がどのように発生しているのかをわかりやすく伝えるとともに、日常生活における「食べる」ことへの感謝の気持ちを啓発する食育プログラムです。
フードロス問題を生活者、企業、行政、生産者、NPOなどが一緒に考え、解決するために取り組むフードロス・チャレンジ・プロジェクトが作成しました。
ワークショップを通して「フードロスがこのまま増え続けるとどうなる?」「みんなが大人になる20年、30年後の世界はどうなっていると思う?」などと問いかけることで、私たちの身近な問題を入り口に、社会・世界への影響、環境・資源の問題などについて深く考えてもらえます。資源の持続可能性や世界の食とのつながりを考えるきっかけとして、小中学校の授業や子ども向けの課外活動などで活用されている教材です。